基礎生活での認知症とレク〈第2回〉
■安心できる環境を一つずつ
認知症の中核症状は、改善を求めていくことが難しいと言われています。
しかし、ROを様々な環境や関わりに散りばめることで、BPSD(※②)の中にある「時間が分からない」などの不安に働きかけ、それを除去することができれば、日常生活に彩りがみられるのではと考えます。
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■安心できる環境を一つずつ
認知症の中核症状は、改善を求めていくことが難しいと言われています。
しかし、ROを様々な環境や関わりに散りばめることで、BPSD(※②)の中にある「時間が分からない」などの不安に働きかけ、それを除去することができれば、日常生活に彩りがみられるのではと考えます。
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「基礎生活の中における、重度の方や認知症の方に対するレクリエーション」をテーマに、社会福祉法人一期一会福祉会の渡邊先生にお話を伺いました。日々の生活の中で使えるレクリエーション・支援のヒントが盛り込まれていますので、皆さまの現場でもぜひお役立てください。
<第3回>1日で1番長い!基礎生活時間からの発想
まず、「基礎生活時間」と呼ばれる時間とはなんでしょう?「基礎生活時間」とは、生活の基礎とあるように食事や入浴、睡眠、排泄と生きていくうえでかかせない時間のことを指します。...
第1回では、レクアイデアの発想として「自分の好きなこと」をレクにする工夫をお伝えしました。今回は、自分ではなく「高齢者=参加者」から得られる発想をご紹介します!
レクネタ発掘やマンネリ化に悩みを抱えている方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな「レクネタの悩みから脱出!」を目指した特集をお届けします。...
以前の特集で【介護レクに必要な「支援力」って?】についてお伝えしましたが、本テーマの内容を「レクリエーション介護士2級」の公式テキストにて執筆された堅本氏に、改めてお話を伺いました。介護レクリエーションを提供する心構えとして大切な内容ばかりですので、ぜひ、ご参考ください。
本特集の第1回では、認知症の方との集団レクのポイントを2つお伝えしてきましたが、第2回では残り3つのポイントをご紹介します。ぜひ、5つのポイントを押さえながら、皆さんのレクリエーションに取り入れてみてください!
「認知症の方にはどんなレクがいいの?」
皆さんの頭を悩ませる、認知症の方へのレクリエーション。1対1ならともかく、集団レクをスムーズに進行させるには、様々な知識やテクニックが必要となります。...
■レクは認知機能の向上につながる
「レクリエーション」には、疲労をいやして元気を取り戻すという意味があります。心身ともに疲労回復効果が期待できるほかに、身体活動により脳血流が増大し、頭を使うゲームによる認知機能への好影響も報告されています。...