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認知症の方との集団レクで押さえておきたい5つのポイント<第1回>

2024.03.21

「認知症の方にはどんなレクがいいの?」
皆さんの頭を悩ませる、認知症の方へのレクリエーション。

1対1ならともかく、集団レクをスムーズに進行させるには、様々な知識やテクニックが必要となります。

それぞれの方の症状をよく理解し、皆さんに合ったネタや進め方を模索することが一番ですが、まずは心構えとして押さえておきたい5つのポイントがあります。

本特集では2回にわけて、そのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください!


<第1回>認知症の方との集団レクで押さえておきたい5つのポイント

■ポイント①:能力の差がでないレクネタを提供

・運によって勝敗が決まるゲーム
例えば「じゃんけん」や「すごろく」は、その時の運によって勝敗が決まるゲームなので、能力の差はでません。運の勝負だけなので、みんなで楽しめるゲームとなります。

・自由な発想や表現ができるレク
正解も不正解もない、ご自身の自由な発想や表現ができるレクは、安心して参加いただけます。
自由な答えが出せる連想ゲームや、川柳の穴あき問題などが挙げられます。

・難しい脳活やクイズ
8割の人がわからない(答えられない)ような難題は、できないのが当たり前。
なので、「皆さんで一緒に考えましょう」「みんなで挑戦しましょう」という雰囲気をつくることができます。


■ポイント②:ルールは単純明快に!

・ルールがわかりやすいレクネタ
「玉入れ」なら玉が多く入った方が勝ち。「綱引き」なら綱をたくさん引いた方が勝ち。
このように、すでにルールを知っていたり、わかりやすいレクがよいです。

・説明より先に実践
説明が必要な場合は、説明より先に担当者が実践し、参加者に見ていただきましょう。その後、実際にやっていただき「見てもらい、やってもらう」を繰り返すことで、ルールを理解しやすくなります。

・動きや振り付けは4つまで
動きをともなう体操や音楽レクなどは、パターンがたくさんあるほど難しく感じてしまいます。「この動きとこの動きの繰り返しです!」くらいシンプルに、アレンジしてみましょう。

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認知症の方との集団レクで押さえておきたい5つのポイント<第2回>

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