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検 索とじる
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2022.11.22
「自分自身が頑張って高齢者を楽しませてあげるレク」ではなく、「高齢者が主役になって楽しめるレク」。
第1回では、それが本来のレクリエーション(re-creation)であり大切なポイントであることをお伝えしました。
今回は、高齢者を「主役」にするために押さえておきたい心構えについて、お伝えいたします。
高齢者を主役にするための心構え
次のコツを意識して接することで、レク活動のやり方にも変化がでるかもしれません。
まずは「主役は高齢者」ということを忘れず、次の行動にも意識してみてください。
参加者に理解してもらおうと、長々と説明したりしていませんか?言葉よりも、実際に見ていただいたりやってみたりすることで、伝わることも多くありますよ。
分からなければ質問してもらうなど、双方向のやりとりが大切ですね。
「主役」といっても劇の主人公になっていただいたり、先生役をお願いしたりすることではありません。
もちろんこのような「主役」の在り方もありますが、ここでは高齢者が「主体」となりレク活動が成り立つことを意味します。レク活動を提供する側は、そのきっかけを作ったりレクを進行させるフォロー役となります。
好きな人のことだったら、生まれや育ち、好きなものや家族のことなどたくさん知りたいですよね。
ぜひ、高齢者の皆さんに対しても同じように質問したり、返ってくる言葉に耳を傾けてください。それが、参加者1人ひとりが主役になるヒントになります。
このゲームは難しすぎる、このクラフトは難易度が高い…と決めつけてしまっていませんか?
安全管理は大切ですが「できない」とフィルターをかけてしまったり、行き過ぎた支援はこちらの都合になります。総合的な判断力や経験による知識は、皆さんよりすぐれていることも多くあります。
それを披露するチャンスや自分自身で物事を達成させる楽しみを、奪ってしまわないように気を付けましょう。
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