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検 索とじる
レクネタ:秋
2024.10.10
七草粥で知られる「春の七草」に対して、「秋の七草」は秋の彩を目で楽しむものとされています。
由来は奈良時代の歌人である山上憶良が万葉集に収めた2首によるもの。以来、日本の秋を代表する草花として親しまれるようになっていったと言われています。
◆秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
◆萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花(※)
※最後の「朝顔の花」には諸説ありますが、「桔梗」だという説が一般的です。
秋の七草の写真を用意し、山上憶良の「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花」の歌に合わせて順番にどの写真の花かを答えていただきましょう。
また、別名がある場合は別名も答えていただきましょう。
・萩(はぎ)
咲き乱れる小さな花が小豆の粒に例えられ、秋のお彼岸にお供えする「おはぎ」の由来になったそうです。
・尾花(おばな)
お月見にかかせない「すすき」の別名です。穂が動物の尾に似ていることが由来と言われています。
・葛(くず)
葛湯や葛餅など、今でも親しみ深い植物ですね。民間薬・漢方薬としても役立てられています。
・撫子(なでしこ)
花びらが糸状に細く開く撫子。その華憐な様は「大和撫子」の由来になっています。
・女郎花(おみなえし)
菜の花のような花を咲かせる女郎花。数種類あり、白い花は「男郎花(おとこえし)」と呼ばれます。
・藤袴(ふじばかま)
花の形が袴を連想させることから名付けられました。
香りが強いため、古くは入浴剤や香水のように使われていたそうです。
・桔梗(ききょう)
五角形(星型)の花が特徴的な桔梗。夏の着物や浴衣の文様、また武家の家紋として使われています。