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検 索とじる
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2022.11.22
本特集では高齢者を「主役」にする大切さ、そしてその心構えについて紹介してきました。
でも、たくさんの高齢者が参加するレクの時間において、1人ひとりに主人公になっていただくためにはどうしたら…??
最後となる第3回では、高齢者に主役になっていただくための”ヒント”をお伝えします!
ちょっとしたことですが、地道に続けることによって変化がでてきますよ♪
一言でまとめると、
「参加者1人ひとりにスポットライトがあたる瞬間を、ほんの少しでも作ること」
です。
その具体的なヒントとして3つの行動事例を紹介します。
1時間のレクの中で、参加者全員と1度は目を合わせましょう。できれば近づいて、その方の顔と同じ高さで目をあわせて一言声をかけましょう。
このように注目することによって、「私はあなたのことをちゃんと見てますよ」というサインになります。また、ご本人にとっては「ここに居ていいのね」という安心感にもつながりますよ。
レク実施中に、参加者がどんな言葉を発しているか、会話をしているか、など情報を集めましょう。
発する独り言やつぶやきから、その人がどんな事に反応するのか、興味があるのかを知ることができます。
質問に対して正解や面白い回答が出たら、「Aさん、その回答いいですね!」「Bさん、計算が早い!」「Cさん、とても集中されてましたね!」など声に出して、他の参加者にも共有しましょう。
レク担当者がその人を認めたことを、参加者全員に伝えることが大切です。
自分もできるんだと自身の能力を認めることができ、自信につながります。
介護レクの現場では、あれができない、これができていない、とマイナス面を注目するのではなく「これができた」とプラスの面をフォーカスし、認め、周囲にシェアすることが大切です。
このように、1人ひとりに対して一瞬でもよいので、スポットライトを当て「主役」になれる時間を作ってみませんか?
最初は戸惑われる方もいるかもしれませんが、継続することによって、前向きな気持ちになっていただけるはずですよ!
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