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知っておきたい 高齢者とのコミュニケーション

2025.02.28

あなたは歳をとった時、どんなふうに呼んでほしいですか?

下のお名前や「ちゃん」付けでは、お呼びしないようにされている事業所・施設様もいらっしゃいますし、高齢者の方の尊厳を守るためにも、不用意にこのような呼びかけをしてはいけません。

しかしながら、自分の中で慣れ親しんだこと、大切にしていることはいつまでも心に残っています。

「○○さん」と呼んでも何の反応もない。そんな方に「○○ちゃん」とお呼びすると「何?」と応えられることがあります。

「声かけをして応えていただく」ほんの当たり前のようなことですが、その中には受け手の大切なことを推し量り、心が動く言葉を選ぶという気持ちが送り手になければ成立しません。

コミュニケーションとは、単なる情報の伝達ではなく、情報の送り手と受け手のお互いが協力し合い、感情や意思などを共有しようとする行為です。(レクリエーション介護士2級公式テキスト93頁より)

コミュニケーション自体が人と人の意思・価値観・感情すべてを含めた関係づくりであり、相手と共有できる「何か」を構築する第一歩です。その「何か」が構築できた時、高齢者の生活に「○○をしたい」といった希望が生まれ、「○○できるかもしれない」という期待に繋がります。

コミュニケーションを円滑にするために、次の3つを大切にしてみてください。

※1.アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによる、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを判断する実験についての解釈。


いつも笑顔で、きれいな言葉を使い適切な音量と速度で話すことが必要とされますが、受け手の感情に寄り添い、受け手が辛い気持ちにある時は辛い気持ちを共感するトーンと表情が必要であり、非言語の伝える高齢者の思いを感じることが大切です。

コミュニケーションは、人と人との相互作用から成り立ちます。固定観念を捨て、きっと何か方法はあると信じて模索する中で、信頼が生まれ目の前の高齢者の潜在的能力を発見することができます。


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