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2022.12.23
様々な参加者が集まるレク活動を進行するレク担当者さん。場をまとめる力が必要とされますが、それが「指導」になっていたら要注意!
介護レクリエーションの現場で必要となるのは、実は「指導力」ではなく「支援力」なんですよ
山登りに例えるならば「頂上を目指す」ことを目標に、コースや準備物を担当者が決めて実践してもらうことが「指導」にあたります。いわゆる、教育現場やカルチャー教室で行われるような形で、教師が生徒に対して教え導くといったスタンスですね。
一方「支援」は、参加者が山登りに対して何を望んでいるかを汲みとり、それを実現させるためにサポートすることです。頂上まで行けなかったとしても、途中の景色を楽しんだり自然に触れ合うことが参加者の希望であれば、それを支援することがレク担当者の役割となります。
つまり、主体となるのは指導者ではなく、対象者である高齢者。介護レクの主役はあくまでも高齢者の皆さんということを、忘れないようにしましょう。
この場合だと山の頂上に登ることが目的ではなく、「山登り」という行為を通じて高齢者の皆さんに楽しい時間を過ごしていただくことが目的となるので、担当者は頂上に登ることより、どのようにしたら楽しんでいただけるかを考えてサポートすることが大切です。
この視点を踏まえると、プログラムの立て方や声の掛け方も変わってくるはずですよ!
第2回では押さえておきたい「支援」のポイントをお伝えしますので、ぜひご参考ください。