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2022.10.25
第1回では、レクリエーションを切り口に機能訓練へとつなげるステップについてお届けしました。第2回では、介護レクリエーションの中でできる機能訓練について、具体的な内容を紹介します。
監修/濱田雅樹 一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会 認定講師
さて、レクリエーション活動で機能訓練を行うというと、なんだか難しいことを企画しないといけないような気になってしまいますね。でも、実は皆さんが実践している定番レクリエーションにも、立派な機能訓練の役割があります。ただ、その役割や効果をわかったうえで実践していないと、台無しになる場合も…。まずは、定番の「塗り絵」と「風船バレー」を例にあげてみましょう。
手を動かして色を塗る作業は、後頭葉・側頭葉・頭頂葉・前頭葉の脳全体を活性化させます。
「手は第2の脳とも言われているんですよ!」
「動かして初めて第2の脳になります。一緒にやってみませんか?」
などと声をかけると、参加者の目的意識も変わってきます。
肩関節の機能訓練につながります。老化による肩関節のこりや痛みを防ぎ、風船を目で追いかけることで動体視力を鍛えます。
「無理をせずにアタックに挑戦してみましょう!」
「肩を動かすと肩こりを防げますよ!」
といった声かけをすれば、ただの遊びではないことが伝わりますね。
このように、まずは提供側がレクリエーション活動で得られる効果を理解し、参加者に伝えることで参加意識が変わってきます。皆さんが普段行っているレクリエーション活動はどうでしょう?一度、改めて考えてみませんか?
最後にもう1例、機能訓練につながるレクを紹介します。挑戦してみてください♪
①事前にいろいろな観光パンフレットを準備します。
②お1人ずつ好きなパンフレットをとっていただきます。
③内容を熟読していただき、バスガイドになりきって読んでいただきます。
アドバイス:パンフレットの文字が小さい場合は、拡大コピーをして準備しておくとよいでしょう。
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