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【特集】参加者の状態が把握できる!?「アイスブレイク」活用法<第1回>

2022.10.20

緊張感を和らげ、お互いに打ち解けるきっかけをつくるための手法「アイスブレイク」。和やかな雰囲気づくりのために、レクリエーション活動でもどんどん活用したいですよね。

実は、アイスブレイクには場づくりだけでなく「参加者の状態」を把握する手段としても活用できるってご存じでしたか?今回はそんなアイスブレイクのもう1つの活用法を、ご紹介いたします。

監修/二階喜美子 一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会 認定講師

<第1回>アイスブレイクで「状態を把握する」って、どういうこと??

皆さんは、クラフトレクをする時にどんなアイスブレイクをしますか?まずは興味・関心を集めるために、参加者が好きな音楽を流したり、完成品を見ていただき会話を膨らませたり・・・といろいろなアイスブレイクが考えられますよね。

初めての方がいらっしゃる場合などで皆さん少々緊張気味の場合には、場を和ますアイスブレイクも必要です。ただし、その後すぐにクラフトレクに入るのではなく、参加者の状態をみるためにもう1つアイスブレイクを取り入れると、その後のクラフトレクをスムーズに進行させることが!

例えば指体操。1本ずつ指を折り曲げたり、グーパーと繰り返したりといろんな体操がありますよね。

ここで注目したいのが、「手がスムーズに動いているか」というポイント。うまく動かせていない方がいらっしゃるなら、「サポートしながら様子をみよう」とか「大きなパーツを多めに使っていただこう」など、その後の進行方法を見直すことができます。

このように、アイスブレイクを通じて参加者の状態を観察することで、その後の進め方のヒントがたくさん見つかることも!第2回では、この他にどんな状態を把握することができるのか?をご紹介します。

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