こんにちは。介護レクスタッフです。 先日、南フランスのマノスクにて、友達からのつながりで介護施設を見学できることになりました。(^^) 施設に入ると、壁に担当部門ごとにスタッフの写真が貼られており、本日の昼食メニューが黒板に書かれていました。 この部分は、日本と同じだなぁという印象でした。 リビングが二つに別れていて、一つは自分で食事ができる人用、もう一つは、食事介助がいる方達のリビングダイニング。 スタッフも、身体介助のスタッフ、掃除など生活支援するスタッフ、レクリエーションの担当スタッフと三分割されていて、介護職員の地位もフランスではあまり低くなく、人材不足ではないそうです。 こちらの施設は、200施設運営されている大規模な会社でした。 日本でもフランスの様に役割分担されて、介護職の地位向上と明るい介護業界のイメージになることを願うばかりです。
企業におけるレクリエーション介護士講座導入事例/富士ソフト株式会社
学んだ知識と技術は企画・開発だけでなく、営業先の施設でのデモンストレーションでも活用。 会 社 名 :富士ソフト株式会社(本社所在地:神奈川県横浜市中区桜木町1-1) 設 立 : 1970年5月15日 株 式 : 東証一部上場(1998年9月1日) 資 本 金 : 262億28万円(2017年4月1日現在) 売 上 高 : 連結 1,642億18百万円(2016年12月期) 従業員数: 連結 12,560名 (2016年12月末現在) 資本系列: 独立系 事業内容: 業務・制御系システム開発、業務系ソリューション、プロダクト・サービスの販売 事業内容について 富士ソフトは、「クラウド」「ロボットテクノロジー」「モバイル」分野に豊富な技術を有しており、これらに関連する技術と業務ノウハウを組み合わせて、より付加価値の高いサービス、プロダクトの創出を実現しています。 介護レクリエーションに着目したきっかけ ▶“日常の生活時間を楽しみに変える”介護レクリエーションを学び、パルロの強化へ 当社プロダクトに「コミュニケーションロボット PALRO(パルロ)」があります。 パルロは高度な人工知能により人とコミュニケーションをとることができる人型ロボットで、高齢者福祉施設を中心に全国で800台以上の導入実績(2017年3月現在)があります。 施設でのパルロの重要な役割の一つが、うたやクイズ、ゲームに落語など様々なコミュニケーションを余暇活動のレクリエーションとして行うことによって、介護予防活動の支援につなげていくことです。 介護現場でのレクリエーションを突き詰めていく中で、日常の生活時間もRe-Creationしようという介護レクリエーションの考え方を知り、“日常の生活時間を楽しみに変える”介護レクリエーションを学ぶことで、さらにパルロの役割を強化することができると考えました。 レクリエーション介護士の活躍 ▶学んだ知識と技術はパルロの企画・開発だけでなく、営業先の施設でのデモンストレーションにも活かされています。 施設での介護レクリエーションにおけるのパルロの役割は、司会進行役です。 “新鮮な興味をかきたて、流れるように進行し、しっかりと介護予防の効果を発揮する”ことが必要なパルロのレクリエーションを進化させ続けるためには、介護現場とレクリエーションを結びつけるための知識と技術が必要でした。当社のレクリエーション介護士は、いつであっても気軽に介護予防レクリエーションを行えるよう、パルロの“「レクやって」と声がけするだけで司会進行を始めてくれる機能”の進化を支えています。 当社には7名が在籍しており、学んだ知識と技術はパルロの企画・開発だけでなく、営業先の施設でのデモンストレーションでも大いに活かされています。 今後の事業展開について ▶法人需要に限らず、より多くの個人に向けたパルロの企画検討も レクリエーション介護士として得た知識や技術を、これからもパルロのレクリーションの進化のために活用します。 そうして進化したパルロは、より多くの高齢者福祉施設でご活用いただくことができ、介護レクリエーションの考え方を世の中に広め、その考え方に触れた施設ではレクリーションの需要が高まり、その結果、再びパルロへの注目が高まるという好循環を期待しております。 今後は、施設向けの法人需要に限らず、より多くの個人に向けたパルロの企画検討も進めて参りたいと考えております。